ツェッテルカステンをデジタル化し、
AIで効率的に運用する方法を
ご紹介します。
Apple WatchとObsidianを使った
具体的な実践方法から、
継続のコツまで、
工場勤務者の視点でお伝えします。
「また独り言してる…？」
工場で同僚に不思議な目で見られながら、
私は今日もApple Watchに話しかけています。
「これ、ブログのネタになりそう」
「この作業、もっと効率化できるかも」
「この本の内容、面白い！」
前回の記事で紹介した
ツェッテルカステン×AIの
具体的なセットアップ方法と
実践的な使い方を今日は
たっぷりとご紹介します！
デジタルツェッテルカステンの始め方
デジタルでツェッテルカステンを始めるために
必要なものをまとめました。
必要なアプリとデバイス
基本セット：
- Apple Watch
- iPhone
- メモアプリ（textwell）
- Obsidian（メモ管理ツール）
- AIツール（Claude推奨）
あると便利なもの：
- iPad（編集作業用）
- Bluetoothイヤホン（音声メモ用）
デジタルツェッテルカステンのメリット
- 物理的な制限がない
- 検索が容易
- AIによる自動整理
- デバイス間の同期
メモ管理環境のセットアップ
1. Apple Watchのメモ環境構築
textwell（テキストウェル）を
Apple Watchにインストールします。
このアプリを選ぶ理由：
- シンプルな操作性
- すべてのメモを1つのファイルに
2. Obsidianでのメモ整理環境
メモの整理用に使います。
最初に必要なのは2つのセットアップです：
デイリーノートの設定
1日の終わりに行うこと：
- テキストウォールの内容をコピペ
- その日のメモを一箇所に集約
- 後で整理しやすい形に
フォルダ構成の準備
ツェッテルカステンの方法に則って
3つのメインフォルダを作ります：
- メインフォルダ（上層）
- 永久保存（整理されたメモ）
- 索引（関連メモへのリンク集）
- 文献フォルダ（独立）
- 読んだ本や記事のメモ
- 参考資料の保管場所
3. AIとの連携設定
Claudeとの連携がおすすめです：
- プロジェクト機能で過去の記事を記憶
- 文体や傾向を学習
- メモの整理を自動化
実践的なメモの取り方と活用法
音声メモのコツ
意外かもしれませんが、
音声メモは「長め」がコツです。
ポイントは2つ：
- 思考の流れを途切れさせない
- 思いついたことを遠慮なく話す
- 後で整理すればいいと割り切る
- 自然な言葉で記録
- 検索しやすい工夫を入れる
- 音声入力でも「#」が使える
- 例：「#読書メモ」「#アイデア」
- キーワードを意識して話す
効率的なメモ整理の時間
私の場合、こんな感じです：
- 朝：通勤中や作業中に音声メモ
- 昼休み：ざっと目を通す程度
- 夜：本格的な整理タイム
特に夜の整理が重要です。
AIとの対話による整理
「今日のメモを整理して、
関連する過去のメモも
探してもらえる？」
するとAIが：
「本日のメモを分析すると…
『作業効率化』というテーマが
複数見られますね。
先週のメモにも
似たアイデアがありました。
これらを組み合わせると…」
よくあるつまずきポイントと解決策
実際に使っていて
よくある問題を紹介します：
- メモの取りっぱなし
- 対策：夜の整理を習慣に
- 完璧を求めすぎない
- AIに任せられる部分は任せる
- ハッシュタグの付け忘れ
- 対策：音声入力時に意識
- 後からでも追加可能
- 主要なタグは決めておく
- 整理が追いつかない
- 対策：小分けにして処理
- AIに整理を依頼
- 重要度で優先順位付け
具体的な活用例
仕事でのアイデア管理
朝礼中に思いついた作業改善案：
「#業務改善 この作業、もう少し
効率化できそう。特に〇〇の部分…」
このメモが後で：
- ブログのネタに
- 職場の改善提案に
- 新しい仕事の方法に
読書メモの活用方法
本を読んでいて気になった部分：
「#読書メモ この本の〇〇という考え方、
面白いな。特に△△の部分は…」
AIが関連する過去のメモと
つなげてくれて：
- 新しい記事のアイデアに
- 仕事での問題解決に
- 創作活動のヒントに
次のステップ：メモを育てる
基本的な環境が整ったら：
- 習慣化を意識する
- AIとの対話を深める
- メモ同士のつながりを育てる
次回は「知識の庭の育て方」として、
永続的なメモの作り方と
メモ同士のつながりを深める方法を
お話しします。
まとめ：実践のポイント
最初は「怪しい独り言」に見えた
Apple Watchでのメモ取り。
でも今では私の大切な
アイデアキャッチの習慣になりました。
特に重要なのは：
- 思いついたらすぐにメモ
- ハッシュタグで検索しやすく
- 夜の整理を習慣に
みなさんも、自分に合った
メモの取り方を見つけていってくださいね！
